ネイリスト技能検定について
・ネイリスト技能検定とは?
ネイリストとして、ネイルサロンで働くようであれば取得しておきたい資格があります。それが、ネイリスト技能検定試験です。資格がなくてもネイリストにはなれますが、お客様の施術をするうえでやはり必要と思われる資格です。技術・知識どちらも必要な仕事なので、取得しておくことが大切になります。これは自分の身を守るためにも必要な資格です。それは、お客様に質問された際に、答えることができなければ信頼性を失ってしまう可能性が高いから。お客様はプロのネイリストとして見ています。その際、ネイルに関して質問されても答えることができなければ不安感を覚えてしまうでしょう。さらに、いくら技術があってもお客様の爪に合った施術をしなければ意味がありません。お客様の爪の状態や生活環境を踏まえ、施術をしていくものになります。その知識を持ち、対応できる技術を持ってこそネイリストと言えるでしょう。
プロのネイリストとして、お客様の前に出て施術をするのであれば、ネイリスト技能検定の資格は取得しておくといいでしょう。試験内容は実技と筆記があり、実技はケアやカラーポリッシュを塗ってアートをしたり、スカルプチュアをつけるなど、級によって内容は変わります。筆記は爪の名前や爪の病気、皮膚や骨、消毒法などこちらも級によって内容は難しくなっていきます。
・級ごとで内容が違う
ネイリスト技能検定試験は3級・2級・1級と下から受験していきます。
3級:ネイリストベーシックのマスター。ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識(JNEC試験サイトより)
《技術》70分 カラーポリッシュをオフ後、ケアをして再度カラーポリッシュを塗りアートをする
《筆記》30分 基本的なネイルについての知識、爪の名前や病気、消毒など
2級:サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術及び知識(JNEC試験サイトより)
《技術》前半35分 後半55分 カラーポリッシュをオフ後、ケアをして前半終了。後半は1本チップラップ(爪の補強技術)をして8本カラーポリッシュ、1本を別のカラーポリッシュを塗りアート
《筆記》35分 3級の内容にプラスして歴史やリペアの種類・手順などもう少し細かく
1級:トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術及び知識(JNEC試験サイトより)
《技術》150分 5本アクリルスカルプチュア、2本チップオーバーレイ、1本チップを乗せカラーをしてミックスメディアアート(3Dアート・エンボスアート・手描きアート)
《筆記》40分 2級の内容にプラスしてスカルプチュアの手順など
全てモデルが必要です。自分のやりやすい爪を探してモデルになってもらいましょう。練習を多くする場合は、頻繁に会える人がベストです。
それぞれ試験日や試験会場が決まっています。時間配分も考えたりしなければいけないのですが、慣れてくると分かってきますので練習あるのみです!
プロのネイリストは、このような試験に合格してお客様の施術に全力で取り掛かっています。必ずしも資格が必要な仕事ではないのですが、試験を受けることでネイルの仕事は責任が必要であると実感するでしょう。一度は受けてみることをおすすめします!
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